恋人に身体を噛んでもらうことでしか満たされない女の子、みちる。
人は…特に若い頃は
痕跡を残したいし、残されたいのかもしれない。
それはじぶんが存在している証だから。
そういうテーマを竹内里紗監督は卒業制作として手がけた訳だから微笑ましい。
台詞で説明しすぎるきらいがあるけど
それもご愛嬌。
同時に。
大人になってもじぶんが何者なのかなんてわかっていないし、わかろうとする気も失くしているという視点もあって。
自分もそうかもと思って心臓がちょっとキュッとした。シャマラン映画を観た後だからなおさら。
きっとシャマランだったら毎日の日記もスラスラと書けるんだろうな。
今日から日記を書いてみようかにゃ…あっ
噛んじゃったので満たされました。
日記は止めます。