このレビューはネタバレを含みます
EDMやDJに焦点が当たった音楽×青春映画。青春映画もザック・エフロンも久しぶりだったのでワクワクして観たが相変わらずアメリカの清潔感ある好青年で目も筋肉も最高。
前半から中盤にかけてめちゃくちゃ楽しい雰囲気やったのにどんどん悲しくなっていくの辛かった。そこまで本当に大好きだったので「映画の盛り上がりが真ん中に来てしまうパターンかぁ」とちょっと頭抱えてしまった。
最終的に「這い上がれるか?」というテーマに行き着くわけやが、中盤までの流れとそんなに関連なかったのが勿体ない。
ジェームズ・リード(ウェス・ベントリー)のパーティで観客を盛り上げるところ、ここ好きすぎる。音楽にハマれるかどうかの基本的なところを説明してくれたのは興味深すぎた。BPMの解説めちゃくちゃ分かりやすい。身体を動かしたくなる曲を選び、BPM128で着地させるわけですか。そういう曲もっと知りたい。
その狙いにまんまとハマっているのか、使われている曲がとにかく良い。このサントラは運転中に聴きたい。気分が良い。
そんな音楽にノリノリのエミリー・ラタコウスキー、これは眼福が過ぎる。コール(ザック・エフロン)と少しずつ仲を深めていったタイミングで遊園地デートのお誘いinラスベガス。正直こんなシチュエーション燃えないわけがないし、なんだあのヘアアクセサリー😳 お互いの気持ちが一致した美男美女による圧倒的神デートシーンでした。
その後、気まずさからかジェームズ含めて3人同じタイミングでソーダ飲んだの声出して笑った。
それまでの3人の関係性も割と好き。ジェームズとコールの師弟関係も普通に悪くない。
というかジェームズの懐が深すぎる。恋人寝盗られて暴言吐かれてもフェスの前座に呼ぶなんて。関わりたいかと言ったら💭だが、全然嫌なやつじゃない。
友達との関係も仕事を一緒に考えたりしていて青春映画ではあまり観たことない感じ。ルームシェア?までしてるあたり仲の良さが伺える。
寿司がどーのこーので喧嘩までしてたけど、あれだけ寿司寿司言われたら気になる。ハリウッドの裏側のどの店やろ(ニューヨークのスーパーに売っていた巻き寿司は期限1週間という謎食品だったが果たして)。
「スクワレルが救われない」というクソつまらんこと思い付いたがそんなの言ってる場合じゃないほどに辛い部分もあった。
まぁとにかくザック・エフロンとエミリー・ラタコウスキーの2人が良かったのでなんとか幸せになってほしい。
今回のジョン・バーンサルはちょい悪バーンサル。出てきたときから胡散臭さ半端ない。
普段行くことがないからというのもあるが、クラブへ行った気分になれる映画とかあればちょっと観てみたい。元気が出そう。