港のある小さな村で、病気の母親を介護しながら暮らすマリー。
母の病気の事は何も教えてくれない父。
同じ職場のダニエルとの恋、しかしマリーの身体にも徐々に異変が起こり始め、母親の、そして村で起こった事件の秘密を知る。
美しい少女の変容と、逃れられない悲しい運命。
北欧ホラー特有の暗さと静けさが張り詰めていて、好きな空気感。
そして少女が変態していく「目覚め」の映画。
『RAW』や『ブルーマインド』が好きな人には刺さるかも。
ダニエルとの恋はもう少し深く描いて欲しかったけど、「わたしが怪物になる前に抱かれたいの、手伝ってくれる?」は名台詞。
キャストがすごくいいなあと思ったので、変態後の姿をもう少しどうにかしてほしかった。
そういえば父親が家族を愛しているなあっていうのが印象的でした。
その父親役のラース・ミケルセン、マッツのお兄さんなんだね!たしかにちょっと似てる??