久しぶりに邦画見た。なんか評判が良かったので観たが、正直面白かった。漫画原作の邦画ではおそらくトップレベルだろう。(成功例:帝一の国、るろうに剣心)今回のテーマは
「漫画原作の映画は難しい」
である。やはりこういう映画には漫画原作ファンもいれば、純粋な映画ファンもいる。純粋な映画ファンであれば違和感を抱く点をいくつか挙げていく。
1、いちいち説明し過ぎ
やはり邦画特有の説明の多さは感じた。まあこれはこれで良かったんだけど。せっかく広瀬すずのキャラクターが出来上がっているのに、「かわいい」とか「モテない」などと言っていたり、太一がちはやのことが好きというのもせっかくそぶりや描写で写っているにもかかわらず、「俺はちはやが好きだ!」うーむ、もったいないなー。
2、省略が多かった
漫画を見ていたら分かるけど机くんや肉まんくん、かなちゃん(だっけな、忘れた)にも部活に誘うときにしっかりとサブエピソードがあったが2時間弱に収めているためかなり荒削りになってたな〜。(机くんの演技は良かったが)
おそらく皆様が感じたのはそこらへんなのかな〜。(推測)次は良かった点。
1、カルタの試合シーン
これはすごい良かった!俺自身、あまり映画の撮影については詳しくないが「間」の取り方やそこでの沈黙でちはやが本気を出したのもわかった。なんか洋画の銃撃戦のような緊張感を醸してたぞ!まああんま良く知らんから言えんけど観てる側からしたら良かった。
2、主人公綾瀬ちはやの役づくり
漫画原作によくある違和感もなかったし、すげえキャラクターが良かった。広瀬すずが主演の映画は初めてだが他の作品も観たいと思ったな〜。
俺は漫画の方も好きだったけどこっちもまあ好きかな。映画ファン全員が満足できるかは自信ないけどみて損しないぞ!