YellTao

キャビン・イン・ザ・ウッズのYellTaoのレビュー・感想・評価

4.0
どの物語にも始まりと中盤と結末がある。
主人公マイクは疎遠状態だったジャンキーの友人クリスを薬物から離脱させるため森の中のキャビンに拘束するが、その周辺で不可解な出来事が起き始める。

ただシンプルにストーリーを追うだけじゃなく、そこに込められたテーマをナラティヴとして捉えられる作品が、大好きーー!
人は"想像を超える"ことに どのような感情を抱き、何を選択し行動するのか。
洞窟の壁画や造形物から始まり、日記やフィルム, テープやディスクなど、なぜ人は記録しようとするのか。
映画を鑑賞してその内容が理解できない時、判別するためにもう一度トライするか、気分を切り替えて別の作品を鑑賞するか。
それぞれの「Can we try it another way?」までをも具象化したような、エスプリの効いたすべてにグッとくる♡
YellTao

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