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ミニー・ゲッツの秘密のsayanaのレビュー・感想・評価

ミニー・ゲッツの秘密(2015年製作の映画)
2.9
インディーズらしいほのぼのとした可愛らしい作品だと思ったら、セックス描写が多くてびっくりした。主人公は15歳の女の子なんだけど娼婦のマネをしたり、行きずりの男と交わったり、非現実過ぎて共感できない場面もちらほら。
気がかりな行動が多かったミニーだったけど、「私のことを好きな誰かがいるのかな」「誰かに触れられたい」と純粋に未知の愛に好奇心を抱いている女の子。母親の恋人と関係を持って、初めてのセックスを経験し、味をしめたのか、ほとんど迷走してたけど、最後には人生は自分次第であることを悟ったらしくよかったです。
きっとミニーにはセックスを経験した後と前では全てが違って見えたんだろうね。自分は美人ではないと思ったり、太っているかどうかを気にしたりしてたし。実際経験してみたことで少し自信がついても、それが全てだと思ってはいけないよね。
漫画家を目指してるミニーの絵が毒っぽさのある独特なタッチで、まるでミニーの頭の中を覗いているようで楽しかった。
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