ピッツア橋本

イコライザー2のピッツア橋本のレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
4.2
“男は2度、正義をやり直す”


前作の日用雑貨店員から今作はどうタクシードライバーへと昼の姿を変えたデンゼルワシントン演じるマックレーン。
そして裏の顔は前作のまま、弱きを助け悪を挫く影のヒーロー。

今回のポイントは過去との決着。
刑事としては死んだはずの彼に、知りたくない過去が追ってきてそれらとどう向き合うか…そんな因果をベースのドラマにしつつ、
紳士で強いキャラクターが今回も展開される。

あんまりネタバレにならないように感想を言うと、
まず前回とはアクションシーンの印象が後半に進むにつれ変わっていった。
いつもの場況を瞬間察知してからの秒殺!
というよりも、クライマックスバトルが非常にタクティカルというか、サバイバルウォーゲームって感じになっていて面白いんだけど何か思ってたのと違う…という面を食らった。

それでもちゃんとマックレーンが救った住民たちの成長もちゃんと描かれているし、
ドラマパートからは人情を感じた。

ただやっぱり戦い方、バトルプレイスは前回の方が自分は好みだったし、クロエモレッツのような有名どころが準主役にいないから、何となくフワッと終わってしまったかな。
まあ、十分面白いんだけど。

初見の方には今作から入るよりは、前作を観た方が良いかなあと思わせる内容だった。
ピッツア橋本

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