ハモンハモンと同じビガス・ルナ監督です。
ダイレクトな題名ですし、パッケージも無いですが、パッケージはハモンハモンより美しいし 題名も飾らない素直なところ。
今回もラテン系美女、美女、美女!
とりあえず 美女達のお陰で飽きる事はまず無いです。マリア可愛すぎ。
モロッコの田舎から始まり、スペイン、そしてマイアミへ。その土地土地の美女。
出世と女、主人公である男の2つの欲望を満たす為に 突き進んで行く内容な訳ですが、出世の為に女を遣い、女に溺れて失敗し、、欲望が強いが故に 制御が難しいという どうしようも無さ。
ハモンハモンの『君の乳房はトルティーヤ』を上回る名言は出なかったです。
今回は奥さんと愛人の身体にダリの『引き出しのあるミロのビーナス』を描くのが癖の様。居ますよね ダリ好きのエゴイスト。あれですよ あれ。
憎めないけど 面倒なことになるタイプです。
個人的にはスペイン的な恋愛とアメリカ的な恋愛の違いが比較出来、なんだか興味深かいです。
ハモンハモンを観た時には、なんてこった 情熱だけでここまで自由な恋愛があるなんて、、と考えました。
さて、アメリカ自由の国。自由な恋愛なイメージありますが、スペインのとは全然違いますね。ドライな自由。
もしハモンハモンの時のように 喧嘩が始まる ったとしたら ハモンハモンでは生ハムの原木で殴り合うのが、アメリカでは 少し離れて拳銃、になるのかなと。
肌がくっついていても距離を感じるというか、冷めてます。
やってる事は同じなのに、スペインでは濃厚故、アメリカではドライ故の自由な恋愛。