5,000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号。目的地の惑星到着まで120年の予定だが、2人の男女だけが90年も早く目覚めてしまう。というコピーを読むと万人の注目を集めるが、SF好きなら甘い？緩い？ロマンス？と感じると思う。ただ一人が先で後からもう一人であればSF的にはシリアスで興味の惹かれる設定だと思った。
しかしあまりに感情移入出来ない・・・・。クリス・プラットとジェニファー・ローレンスのファンでないと・・・大体ジャケットのイメージ通りだろうか。娯楽だと割り切ると後はセットや宇宙船のデザインなどの世界観に注目したい。アヴァロン号の外観はなかなか個性的で格好よかった。内装や宇宙空間の表現はモダンとレトロが入り混じる感じで、高級感はあるが統一感はあまり感じられないだろうか。
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」を撮ったモルテン・ティルドゥム監督作品とは全然思えない。2作目の鑑賞だがどういう監督なのかよく分からんなと・・・・。前作の方が断然よかったと思う。
