ももさく

ペットのももさくのレビュー・感想・評価

ペット(2016年製作の映画)
2.6
犬のマックスは飼い主ケティと幸せに暮らしていた。ある日ケティが保健所から大きな犬デュークを連れて帰ってくる。

マックス(バナナマン、設楽統)生まれも育ちもニューヨーク、マンハッタンに暮らすジャックラッセルテリア。ケティの事が大好き。

デューク(バナナマン、日村勇紀)温厚で優しいニューファンドランド。

ケティ(佐藤栞里)アパート暮らし。マックスの心優しい飼い主。

ギジェット(沢城みゆき)マックスに想いを寄せるポメラニアン。

クロエ(永作博美)姉御肌だがおっちょこちょい。グレーにトラ柄のぽっちゃり猫。

オゾン(山寺宏一)野良猫のスフィンクス。

スノーボール(中尾隆聖)捨てられてひねくれ者になったふわふわのうさぎ。

メル(かぬか光明)明るいパグ。

ポップス(銀河万丈)交友関係がとにかく広いバセットハウンド。足も目も悪い。

バディ(青山穣)長い体を器用に使うダックスフント。

タイベリアス(宮野真守)鷹。すぐ食べたくなる。

ノーマン(梶裕貴)タイベリアスに狙われ気味のモルモット。

スイトピー→喋らないセキセイインコ。

他キャラ→プードル、豚、ワニ、トカゲ、ブルドッグ、蛇他。

そんな風に意識して見ていなかったが確かにトイストーリーのバズやウッディ、モンスターズユニバーシティのマイクとサリーっぽさを感じた。

自分が仕事で出かけてから長時間いない時一体何をしているんだろう?何かしら飼ってる人は、そう思ってしまう。この映画を見終わるとついつい抱きしめたくなるような内容。

見始め、すっごく可愛い!と思えるキャラがいないんだけど見てると愛着がわく。ギジェットが良かったな、好きな人の為なら強くなる感じとか嬉しさ抑えれなくてしっぽフリフリが止まらないとか。声は不二子ちゃん担当の沢城みゆきなんだけど不二子ちゃんの感じと全然違うから凄いなぁと思った。バナナマンの2人は相変わらず上手。

アニメだからあり得ない感は、もちろんあるんだけどお向かいや同じアパートのペット達の関わりやたった1日なのに大冒険な所、テンポの良さは面白い。

後、オシャレ〜って何度か思いました。部屋とか景色とか雰囲気が。

ペットを捨てないで!って事も言いたい感じ。それでも無責任な人は存在する訳で、どうにもならない現実がある悲しさ。オゾンの耳って虐待されたのかな?って思っちゃいました。そういったペット達も第2の幸せがあるといいなとスノーボールを見てて思った。そんなスノーボールだけど最後の方のあのシーンは作ったあれを持ってくるはず!って勝手に予想したけど、まんまそれを持ってくるのね…って思っちゃった。

大好きな人が帰ってくるって動物達にとっては最高の幸せなんだなって思える終わり方がいいよね。家で飼ってるニャンコは今まで飼ってた猫と違って出かける時もニャーニャー言って見送るし帰って来ると二階にいても降りてきてお出迎えしてくれる、そこだけは犬っぽい可愛さがある。でも私が出掛けた後はシラ〜っと二階に上がっていくらしい。そこは猫っぽい。

エンディング中も少しオマケあり。

タワレコでDVD3本3000円だったので勢いで1回も見ずに買っちゃったけど買う程でもなかったかなー。面白いけど絶賛する程でもない。