ぐっさん

スパイダーマン:ホームカミングのぐっさんのレビュー・感想・評価

4.5
 2017/8/11ユナイテッドシネマ札幌IMAX3Dにて鑑賞。
 本当は4DXで観る予定でしたが、吹替版しかやっておらず、しかも祝日なので完売しておりました。来週には観る予定。

 マーベルスタジオが誕生し、アイアンマンやマイティーソーなどキャラの世界観で製作される「マーベル・シネマティック・ユニバース」へ異動後のメインとしてはシリーズ第1弾!(「シビルウォー/キャプテンアメリカ」では脇役でした。)(さらに詳しい説明はネットでご確認を(笑))

 とはいうものの
 これまでのサムライミ監督版「スパイダーマン」や「アメイジングスパイダーマン」など今も記憶に新しい作品とは思います。これまでの第1作はどうしてごく普通の学生が特殊能力をもったスパイダーマンになったのか?からスタートしておりましたが、この作品は、スパイダーマンをやっている高校生ピーター・パーカーというキャラがすでに出来上がっている状態からスタートしているので、今までの作品は初期設定だけは覚えといていただいて、その後の展開はいったん忘れていただいて、ご覧くださいという私からしたらまぁいいか(笑)と思っておりますが、設定については良し悪しの意見は分かれると思います。

 今回の作品は、アクションも良いですが、主人公がトニー・スターク(アイアンマン)からスカウトされてアベンジャーズにあこがれ始める地味な高校生という設定は、まさに現代の高校生で、変身するときも普通に着替えるだけだし、オレ、ヒーローガンバるっすという気合の空回りで失敗の連続だけれども、成長していく物語だし、高校生なので友情や恋の学園青春ドラマもバランスよく入っていて、ただ一緒に住んでいるメイおばさんがすごい美人に設定を変えてしまったけど私はナイスですっと思い、スパイダーマンスーツはトニーからもらったという設定でハイテクになったけども、今までシリーズ見た私もいったんゼロにして新しくてすごい楽しめる作品でした。(トニー・スタークはシビルウォーの時は一緒にお酒飲んでましたしね(笑))

 トニー・スターク(アイアンマン)はスパーダーマン(ピーター・パーカー)の保護者的立場でもあり、スパイダーマンがやりすぎた行動を説教するときはちゃんと説教するし、ピーターはメイおばさんには迷惑をかけたくないなどいい子だし、保護者的立場からこの作品を観るのも楽しいかもしれません。

 今回の敵役「バルチャー」は名作「バードマン」でもおなじみマイケル・キートン。まぁ~この人を悪役にしたことはナイスチョイスといえるでしょう。なぜかは、本編でご確認を。

 私は成功だと思っている新生スパイダーマン!IMAXもいいけど4DXでアトラクション感覚で観るのもグッドな作品ですぞ!!
ぐっさん

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