ばーどイヌサンローラン

タンジェリンのばーどイヌサンローランのレビュー・感想・評価

タンジェリン(2015年製作の映画)
2.8
TSUTAYAでパケ借り。



タイトルの『タンジェリン』ってシェリル・リンを思い出す。『GOT TO BE REAL』とか『IN THE NIGHT』とか中学の頃、好きだった😖




✔️ ちょこっとあらすじ


3台のiPhoneにワイド撮影が可能なレンズを装着して全編を撮影し、ロサンゼルスを舞台に2人のトランスジェンダーの日常をユーモラスに描いたコメディードラマ。クリスマスイブに、恋人の浮気を知って激怒する女性と、彼女をなだめる同業者の友人が、移民のタクシー運転手を巻き込み騒々しい1日を繰り広げる。監督のショーン・ベイカーは脚本や撮影、編集も兼任。iPhoneの自在性が発揮された臨場感あふれる映像や、過激なトークが見どころ。
ロサンゼルスのクリスマスイブ。28日間の服役が終わり自由の身となったトランスジェンダーの娼婦(しょうふ)シンディは、同業者のアレクサンドラとドーナツショップで1個のドーナツを分け合いながら、留守中に恋人が浮気したことに怒りを爆発させる。一方、歌手を夢見るアレクサンドラは、その夜に小さなクラブで行うライブのことで頭がいっぱいだった。(Yahoo!映画より)


確かにiPhoneで撮ったとは思えない。てか、逆にそんなんで映画撮れるんだ、って…。しかもわたしのと同機種の5S。そんな簡単ぢゃないと思うけど…



てか、彼氏の浮気だけで、よくここまで話が膨らむな、って思わないでもないけど…




哀愁漂う、てか人生漂ってる?トランスジェンダーの日常と友情をコミカルに、いやいや真剣に描いている。真剣だからこそ、コミカル。



なんとなくドキュメンタリータッチ。



トランスジェンダーに移民、売春婦などマイノリティを題材に描いているのに悲壮感とかはなく、逆に笑える。ギャグかよ、って。その辺のセンス、ユルい感じがいい。



ちょっとビターで、皮肉交じりで、でも観終わって笑顔になれるような作品です。





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