えーこ

シン・エヴァンゲリオン劇場版のえーこのレビュー・感想・評価

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コロナにビビって、観に行けず、、
でも入場特典の冊子ほしさに、
"逃げちゃダメだ"と観てきました(笑)

冒頭、過去3作のあのシーン、あのセリフがよみがえり、涙がこみ上げる。
エヴァ信者ではないけれど、、
TVシリーズからずっと見ていて、
『新劇場版』は劇場に足を運んだ。
『:破』は私の号泣ベストテンに入るくらい泣いて、『:Q』でへっ?てなって、
もーワケわかんなくなってるけど、、(←えー)

シンジだけがあれから時間が止まったまま。
でも確実に時は流れていて、
トウジも、ケンスケも、それぞれの生活があって、皆大人になっている。
シンジとは対照的に個として目覚めていく綾波?がいじらしい。

庵野さんの「プロフェッショナル」を見た後だからなおさらか、
ゲンドウの独白は庵野さんのモヨコさんへの愛の告白のようで、
聞いてて、小恥ずかしくなったけど、、
ピュアな原画で語られるのは、まだ机の上で独り描き始めた頃の昔を思わせ、
そんな私的なエヴァの物語は勝手にどんどん膨れ上がり、とうとう自らそのカオスにケリをつけた。

"さらば、全てのエヴァンゲリオン。"
庵野さんのエヴァからの卒業。
なんだか残された在校生のような、
嬉しいんだか悲しいんだか複雑な気持ちで終劇を見つめていた。
本当にもう終わりなんだね。。

おめでとう
おつかれさま
ありがとう
さよなら
えーこ

えーこ