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ゾンビーワールドへようこそのsmithmouseのレビュー・感想・評価

3.7
人生の一時期ボーイスカウトをしていたけど今じゃ火起しどころかテント一つ設営出来ない自分から観てもコレは傑作(ノД`)。
ゾンビアポカリプス下のスカウトの手引き。

「ケツに吸い付いてる」
高校生のベンとカーターは親友のオギーと一緒にボーイスカウト活動に励んでいるがそれぞれ気になる女子にダサさを気にして何も出来ない。ある日一念発起してイケてるグループのパーティに行く事にするが、街にはいつの間にかゾンビが溢れかえっていた。

全編ギャグと下ネタで緊迫感は全く無いけどコンプレックス丸出しのボンクラ達と通りすがりの美女が繰り出すノンビリした感じがよい。
メイキング観ても皆んな幸せそうにゾンビを演じてるのが印象的。

デニース様が特に素晴らしい( ´▽`)。
白タンクトップにデニムのショーパンはいた美脚ブロンドの低予算映画女神振りはマジで惚れる。
ジャケを見た時は「ダメ映画によくある保険かな?」と思ったけど美しい、強い、男らしいのハンパないインパクトでダサ男達を引っ張ってく存在感は他の主役達を食ってしまってる。

不満があるとしたら主人公の選択か?
なぜなんだよ( ̄д ̄;)?
そんな空気みたいな田舎普通ヒロインの何処が良いんだよ( ̄д ̄;)?
デニースとは石ころとミロのヴィーナス位違うじゃ無いか( ̄д ̄;)?
この件で主人公をかなり強めに殴り倒したくなった。

未公開シーンの薬局のディスプレーの手形のシーンとか観てもよく練られたと感じる予算の割に非常にレベルが高い映画だった。

シュワちゃんの息子がチョイ役で出てる、脚フェチとゾンビ好きが同時に満足できる映画。
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