カタパルトスープレックス

現像液のカタパルトスープレックスのレビュー・感想・評価

現像液(1968年製作の映画)
2.6
フランスの前衛作家フィリップ・ガレルの初期の作品です。すでにアンディ・ウォーホールのファクトリーに出入りしていた頃ですね。映画というより、動く写真の展示です。これを映画と言われれば「滅びてしまえ!🤬🤬🤬」と激怒するレベルですが、写真集なら「許せる😑」レベルです。絵としてはべらぼうにカッコいい😍カットがあります。

*ボクはヌーヴェル・ヴァーグが大嫌いです。

この作品に対する正しい態度はこうです...

フィリップ・ガレルという前衛写真家の『現像液』という個展に来ました。これを観終わるには60分かかります。『現像液』のテーマは若い男女と一人の子供の「関心/無関心と反応/無反応」です。「黒い森から抜け出す」というストーリーはありますが、どう解釈いただいても構いません。なお、本ギャラリーはとても静かです。鑑賞中は音を立てないようご注意ください。

...わかっていただけましたでしょうか。写真展なので音はありません。完全な無音です。写真の特徴としては懐中電灯を使ったハイコントラストな白黒写真です。動きとしては長回しが特徴です。

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