黒川

私はゴーストの黒川のレビュー・感想・評価

私はゴースト(2012年製作の映画)
3.1
なんとも言い難い作品。造りとかは面白いんだけどこれどう解釈すればいいんですかね?

エミリーは18世紀調の服を身に纏いそのような調度の家に住む。だが彼女の様子がおかしいのは冒頭から明白で、実際エミリーはこの家の地縛霊だ。エミリーは降霊術者との対話を経て、どのように彼女が死んでいったのかを思い出していく。

先日観たデッドドントダイで物質主義でよくに塗れた俗物としてのゾンビが描かれていたのだが、地縛霊もある種の物質主義だろう。と軽めに考えてたらなんか色々予想外の事実が浮き彫りになってきてこれはなんですかね???嫌いじゃないしちゃんと説明もあるけどなんかモヤモヤが残りまくる。救いがなさすぎやしませんか????主演女優独りがずっとお家の中ウロウロしてるだけしかも何回も同じ映像ループしてるだけの低予算感ゴイスーな映像の割に謎解き要素の配合が絶妙。だがしかし凝りすぎてなんだこれ化してる感。共感とは文字通り感情や感覚を共有しあい同じことを思い合うことだと思うが、その共感の物語というべきか。だがこの共感が身体を同じくした2人にあったのだろうか。あったからこそあの終わりかたなのだろうか。

とりあえずとしおくんとだけ言っておこう。
黒川

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