りゅう

クリーピー 偽りの隣人のりゅうのレビュー・感想・評価

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)
3.6
◯ストーリー
小説は北九州の連続殺人事件がモデルかもしれない。

ラストはなんだか。
一応犯人は死に、主人公たちは助かるが、モヤモヤしたものが少し残る。

◯香川照之
香川照之の怪演。
微妙に話が通じていないような。
ほんの少しだけチグハグな会話。
発達障害のようにも見える。
「Cure」の犯人にも似た感覚。

他人と話す位置。
草の向こうからだったり。
柵の向こうからだったり。
道の角からだったり。
異様に近かったり。

キャラが濃すぎて事件自体の怖さが少し薄れてるのではないか。

◯その他
最初のカット。
白い部屋、インテリアだけで、黒沢清と分からせてくる。

地下室で襲われる香川。
チョコチョコと四つん這いで逃げる様子が可愛い。

西島秀俊の夫妻は、以前から確執があったようである。小説では説明があるのだろうか。
りゅう

りゅう