三月中旬?に新文芸坐で鑑賞
是枝裕和監督の海よりもまだ深くと2本立て。
とても繊細。
オープニングがかっこいい。
予告通り、リズミカルで暴れてるシーンもあれば、ゆらゆらときれいなシーンもあります。
深津絵里のうつくしさが印象的。
主人公の支える女神であり、苦しみを深める悪魔でもあるような気がして、眩しかった。
自分にとって大きい存在であればあるほど、
失ってから初めて気付くのだと思いました。
主人公と子供たちの距離が近づく描写が良かったです。
でも、本当の父親にはなれない。
当たり前ではあるけれど、切なくて涙が止まりませんでした。
いろんな人たちに感情移入してしまうけど、1番のダメ人間であるはずの主人公が、やっぱり1番惹かれてしまう。
こんなに人間らしいきれいな映画初めて見ました。またいつか映画館に見に行きたいです。