橘

レディ・プレイヤー1の橘のレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
3.8
面白かったです。
こちらまで宝探ししてるみたいで楽しみました。
2045年設定の割には皆さん昔の作品やキャラに詳し過ぎない?と思ったけど、仮想世界〈オアシス〉に現実逃避するくらいディストピアな世界だったら新しい作品も生まれてないのかな、、
ゲームほとんどやってこなかったし今もやらないですけど、それでもストリートファイターはわかりました。リュウは気付かんけど。
映画のキャラクターや要素もいっぱいあったし、日本のゲームやアニメのキャラクターもたくさんでした。あの世界でサンリオを選んでる人たちのセンスいいな、純粋に楽しむだけみたいで。

〈オアシス〉の創設者の遺産相続?と権利獲得の為にがんばる5年間…だけど主人公とその仲間はサクサクヒントを見つけてクリアしていくのはご都合主義にも思えましたが、それでもクリアしていく諸々はワクワクしました。
『シャイニング』を観ていたのでオーバールックホテルの再現度に驚きました。同時に、エイチの不憫さもとてもよく分かりました。。双子いるからってエレベーターホール近付いちゃだめ!あぁ!流されてどうしてよりによって237号室に!!と心で騒ぎました。
集合写真も凄い…ジャック・ニコルソンがハリデーに差し替えられてる。

主人公のウェイド、本当にオアシスが好きでハリデーも大事に思ってて…っていうのが伝わってきて良かったです。
ソレントは彼の涙見て、そのままピストルで頭撃ち抜くんやないかと思ったけどそこまでにはならなかった。。
アルテミスもエイチもゾウもトシロウも良かった。三船敏郎がガンダムか…熱いな。

「現実だけがリアル」という結末もここまで描いてきて…でも、確かに美味しいものは現実でしか味わえない。
現実ばかりも疲れるけど、現実逃避も程々に。バランス良く。いこう。




「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる…。探せ!!この世の全てをそこに置いてきた!」と「ただ俺たちの作ったゲームを自慢したかっただけだ」を思い出してしまったのはジャンプ脳です。
橘