スティーブン・キングの長編小説の映画化。
世界を守るタワーを守るものと、それを破壊し混沌を引き起こそうとするものとの戦いを描く。
善と悪の戦いという非常にわかりやすい二元論なストーリーであるが、原作となる小説が恐ろしく長編で壮大な作りのおかげで、約90分の映画にするのは無理があるように思える。
例えば、『北の国から』シリーズをわかりやすく2時間の映画にしろと言われても不可能なのと同じだ。
なんだかよくわからないけど銃を使うデカイ黒人と、フォース的なものを操る敵との謎の戦いを見せられてるといつの間にかエンドロール。
その他の細かい説明や導入も余りないので観る側がストーリーに淡白な感想を持つのは致し方ない。
前編・後編、三部作にするなど手はあったはずだが・・・・・。
(2018/7/16)
