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ミッション:インポッシブル/フォールアウトのlunesのレビュー・感想・評価

3.8
ミッション・インポッシブルの続編6作目。
監督は前作のままスライド登板のクリストファー・マッカリー。
脚本はMI:3を担当したJ・Jエイブラムス。

今作は奪われたプルトニウムコアの奪還と核爆発テロを阻止するため、イーサン・ハント率いるIMFのチームが不可能な任務に挑む。

もはや『ミッション・インポッシブル』シリーズは、トム・クルーズのやりたい事をどれだけスタッフが叶えられるかにかかっていると言っても過言では無い。
50歳半ばを迎えてもあれだけしゃかりきにアクションをこなすスーパースターなど他にいるはずも無い。

「トムさん手抜かないから、うちらも休んでられんわ」状態である。

だから、相変わらず練りにねったアクションは完成度も高く、上映時間が少し長いが十分に面白い作品に仕上がった。
それもさる事ながら、観客は事前にトム・クルーズがどのアクションを自分で行い、どこで大怪我をしたのか知っているので、無意識にその場面を待ってしまう。
きっと、タイトルを『TOM:CRUISE6』にしても誰も文句は言わないだろう。

シリーズのセルフオマージュ的な演出も含めて、過去作品との繋がりも多く見て取れるので、未見の場合はぜひとも過去シリーズの復習後に今作の鑑賞をお勧めしたい。
(2018/8/20)
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