やまひろ

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングルのやまひろのレビュー・感想・評価

4.3
『ウェルカム・トゥ・ジュマンジ』

1995年に公開された『ジュマンジ』の続編、前作から20年後を舞台にゲームの中に閉じ込められた高校生たちの冒険を描く。
ジェイク・カスダン監督

まさか20年ぶりに『ジュマンジ』を劇場で観ることができるだなんて!私はもう感激です。
20年前、当時まだ小学生だった私は1作目を何回も観てました(内容がウル覚えですがw)めっちゃ印象に残っている映画の一本。

その『ジュマンジ』2作目として期待と不安を胸に劇場へいきましたが、大正解ですわ!めっちゃ面白かったですよ!

前作はボードゲーム、今作はTVゲーム、しかもゲーム世界に入り込んで、全く違うキャラクターとしてプレイしていく…おーなんて厨ニ心をくすぐる設定なんだ。。。
ゲーム好きな少年は皆同じ事一度は考えたことあるはずだよねw

ここで面白いのは、リアル世界とは正反対のキャラになるってのがミソ
そこがストーリーに面白みと深みを演出していますね!

今作の主役とも言うべきドウェイン・ジョンソン、正直私は今まであまり好きではなかったんですが(マッチョ俳優苦手)、今作ではゲーム好きなひ弱な青年スペンサーの性格を弱気でチャーミングに演じていて、こんな演技もできるんだと感心してしまった!
大味なアクションだけじゃなく、器用な演技も出来るなんて素晴らしい!ちょっと好きになったw

セクシー女戦士を演じたカレン・ギラン、どっかで見たことあると思ったら「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のネビュラ役の人なのね!
ネビュラは特殊なメイクしてるけど、今作はセクシーなお姉さんで素敵。

ドウェイン・ジョンソンとカレン・ギランの気持ち悪いキスシーンは映画史に残る傑作場面ですわw


それぞれのキャラにスキルや特性があったり、ゲーム内にNPCがいたり、まさにTVゲームの世界に入った演出がうまい!
(ケーキや蚊で死ぬとか意味不明な弱点はイマイチだけどw)

あと、しっかり1作目との繋がりも混ぜ込んでくれてるし監督は1作目のファンも大事にしてくれて、なおかつ新規の観客にも大いに受ける映画を作ってくれたと思う。

制作費100億円というミドルクラスの映画にも関わらず、最終的に900億円を超える超特大ヒットしているのも納得
子どもも大人も、20年前のファンも全ての世代が楽しめる娯楽映画だもんね!

個人的に大好きだわ!

続編あったら、嬉しいなぁー
やまひろ

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