期待していたよりは、、、
でも、まぁ。。。
テレビの株投資番組で、これは伸びる！！って言ったら、その会社の株が暴落して、お前何してくれてんだよ！って番組ホストが恨まれて爆弾ベストを着せられて〜
的な話。
良かった点は、爆弾ベストと拳銃というサスペンス的な要素で、同じスタジオの中で延々と行われる会話劇に緊張感を与えている。
株や投資の知識がなくても映画を楽しめるように、番組ホストという設定を上手く利用して説明している。
これくらいかな。
ただ、株が暴落した会社の真相解明という目的が割と単純に解決してしまったような気がする。
それに加えて、主人公が特に何もしない。
例えば、番組が打ち切り直前。
長年連れ添った仲間達と最後の花火を打ち上げようとして、皆んなで奮闘するとかなら盛り上がるんですけど。
主人公は、番組ホストとして真相解明の最後の要である、会社の社長との直接対決という見せ場を与えて。
口八丁の男が上手く誘導して、真相を語らせるとか。
何かやり方があったような気もする。
多分、脚本段階では上手く書けているように思えたんだろうけど。
台詞の繰り返しで笑わせようとしていたりもしてますし。
主人公のキャラクター設定もイマイチ。
感情移入できない。
だから、爆弾ベスト付けられても何とも思わない。
「可哀想に笑」ってくらい。
もう一回見るか？と言われれば見ない。
人に勧めるか？と言われれば勧めない。
暇なら見るべき？と言われれば、ご自由にどうぞと言うレベル。
