ばーどイヌサンローラン

マグニフィセント・セブンのばーどイヌサンローランのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
3.4
最高過ぎるから、長文になっちゃいました…^^;


ちょっとだけネタバレあり。


言わずと知れた『七人の侍』と、それをハリウッドリメイクした『荒野の七人』をベースとした西部劇です。


✔️ちょっとだけあらすじ

暴虐の限りを尽くす男、バーソロミュー・ボーグに支配されたローズ・クリークの町の人々は、賞金稼ぎのサムを中心に、ギャンブラー、流れ者、ガンの達人など7人のアウトローを雇う。最初は金のため町を守ることになったサムらだったが、いつしかその目的が金だけではなくなっていることに気付く。

eiga.comより




その7人のアウトローたちとは…

賞金稼ぎ・サム/デンゼル・ワシントン

ギャンブラー・ジョシュ/クリス・プラット

スナイパー・グッドナイト/イーサン・ホーク

ハンター・ジャック/ヴィンセント・ドノフリオ

暗殺者・ビリー/イ・ビョンホン

流れ者・ヴァスケス/マヌエル・ガルシア・ルルフォ

戦士・レットハーベスト/マーティン・センズメアー



そしてキャストがみんな主役級で超豪華!こんなのよく監督まとめたなと思わなくもないですが…アントワーン・フークア監督。



西部劇ってあまり馴染みないですが、わたしは…。最近だと『ジャンゴ』とか『悪党に粛清を』とか『トゥルー・グリット』とか、面白いのがありますよね。(昔のはよく知らない。無知です)


復讐をテーマにして、ストレートというか、勧善懲悪ではないにしろ、悪党を成敗するという、正義があり、大義があり、哀愁があり、非常にわかりやすい。



本作もそう。特に中盤から後半にかけては、ずっと体中の血が湧きだすようなというか、ゾクゾクしてカタルシスがハンパない。もうずっとマックス!シビレます🙀






特に、今ノリにノッてるクリス・プラット(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどね)が、ねー、もう、最高過ぎるのだ。シビレるね〜😖一流のガンマンで、ワルで、エロくて、セクシーで、翳りもあり、もうカッコいい要素満載ぢゃないですかー😝反則だよー😖てか、彼の最期のタバコに火をつけるシーンがまたいいのだ。




えーっ…




『ツキが回ってきた』






からの…






Dynamite!!











そして射撃練習をする雇い主のエマに声をかけるねシーンね、ここがハンパない。ジョシュ役のクリス・プラットの魅力炸裂😱『綺麗だ。…撃ち方が』と撃ち方の説明をはじめるが、エマは、フンなにさ、みたいな感じで見事なフォームで射撃を続けちゃうのだよ。なんか否定されたみたいで、男として沽券にかかわるよね。でもジョシュはめげることなく、早撃ちの連射を披露。撃った弾丸は遠くの的へ百発百中!そして自画自賛。その後、ふと真顔になり『少し指を引けば人が殺せる。だが一生悪夢が残る』と語りだす。ココ。このシーンがね、もうハートを鷲掴みだよね。そして、『戦うならズボンをはけ』と忠告する。クリスの優しさ溢れ出すシーンです。





それぞれのキャラに、それぞれの見せ場が用意されており、それぞれのキャラそれぞれにシンパシーを感じると思います。グッドナイトとビリーのラストのシーンとかも、もうね、シビレるよね。







てか、この7人が横に並んでる歩いてる姿だけで最高。てか『Gメン75』とか言ったら、笑われますかね〜😓






劇場で観なかったことに激しく後悔…😱