92点。最高かよ。逃がし屋犯罪モノっていうもろジャンル映画なんで、高尚でもないし、細かいドラマ的な食い足り無さ、話のベタさはある…が、どーでもいい!『Drive』と『レザボア』『パルプフィクション』あたりを混ぜて『ラ・ラ・ランド』風にして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のような音楽使い。好きになるにきまってる!!
特に、脚本と同時だったらしい選曲、編集と音響効果は、スタッフ楽しかったろうなー!というチャレンジ。同監督の傑作『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホット・ファズ』のようなキレッキレな編集の“音楽部分”を突き詰めた気持ちよさ。
エドガー・ライト監督の編集は、カット点を貪欲なテンポUPで繫いでくる。時間軸でいうと瞬間だいぶ飛んでるトコも、カット尻のカメラワークや手前のシャッターでスパっと繋げたり。次のカット(シーン)の構図のキメ感と、そのカット自体の持つスピード感で気にさせなかったり。めちゃくちゃ巧いのだ。
これがポップに振り切れてたら満点だったかも。英語分かってたら歌詞とのリンクでさらにアガってたかも。爆音で観たい!ブルーレイ欲しい!