エドガー・ライトのアクション映画。
主人公の兄ちゃんは事故の後遺症で常時、耳鳴りに悩まされているって設定。それを紛らわすためずっと音楽を聴いている。
劇中でも音楽が効果的に使われていて、なんだかミュージカルっぽい。
銃撃音まで音楽の一部に使っているし。
何より話もアクションもテンポが非常に良い!
無駄なシーンがほとんど無く、この後で別のアクション映画(決して退屈なヤツじゃない)を観たがかったるく感じたくらい。
斬新なお話ってわけじゃないが、ずっと緊迫感を保ってくれる。とにかく何から何までセンスが良いのだ。
ただね~。今回の主人公はまだ感情移入できるとはいえ、クライムもんだからそこは人によるかな?エグいシーンも相変わらず多いしな。
この監督のブラックユーモアが受けつけるかどうか?でも登場するキャラもイイ味出してるヤツが多いし、ハマる人は絶対ハマる一品ですね。