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ノクターナル・アニマルズのkyokoのレビュー・感想・評価

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)
3.8
オープニングはアートを通り越して極めて悪趣味(私には)。

スーザンを貶めた描き方が徹底している。いや、「女全体」をと言うべきか。
スーザンの母親、美術館スタッフ、小説の中の浅はかな娘…

ギレンホールも凄かったけど、マイケル・シャノンの渋さに痺れる。こういう面も男が全部かっさらったような気がするんだけど。
あまりの男女格差にちょっと白けなくもない。

オープニングに対してラストカットは◎
ああ、この目のことか、とため息が出る。
中だるみさせることなく、緊張感に溢れた116分、存分に楽しめた。

音楽、合ってる?
オープニングもエンディングも、目を瞑るとメーヴェに乗ってるナウシカが浮かぶんだけど…私だけかな。
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