『人生はビギナーズ』が大大大好きで、
ちょっと期待し過ぎたかなー
前作では"父親と息子"を、今作では、監督自身の母親を題材に"母と息子"の物語を描いている。
1979年、米サンタバーバラ、
離婚して息子ジェイミーと二人、シングルマザーのドロシア。
「幸せかって考えると鬱になる」なんて言ってたけど、、
専門職のキャリアウーマン!?
息子もいい子そうだし、親子関係も悪くない。
間借り人のアビーとウィリアムもいて、
お誕生日にはパーティーを開いたり、、
それなりに幸せだと思うんだけど…
思春期の息子を私じゃ理解出来ないと、
唐突にアビーと幼馴染みのジュリーに託そうとする。
若いながら彼女らも、いろいろ悩みを抱えて生きていて、
そんな彼女らの言動に、ジェイミーは女ってめんどくさいなーなんて思ってるかもしれない。
姉妹のいる男の子は女心がわかる男になるっていうけど、
母親や彼女らをずっと見てきた彼は、
教わらなくたって、ちゃんと人の痛みがわかる子に育ってる。
ヒッピームーブメント、パンクブーム…
同じようにこの時代を体験してきて、登場人物の誰かに自分を重ねることが出来たなら、
ノスタルジックに浸れもしただろーけど、、
なんでだろ、あんま共感もなかったなー
でも、この20世紀を生きる女たちは、
世代も違えば感性も違う、三者三様に魅力的で、
演じる女優たちも個性的で素晴らしく、見ていて楽しかった。