観終わった後に、この映画が言わんとしてるメッセージはなんだろう?ってそっと考えたくなった。
なぜなら、私にはその輪郭がはっきりと分からなかったから!!
母と息子が分かり合えるようで分かり合えない、親と子は親と子であってもけっきょく別のふたつの人間で、でも他人を超えた絆はたしかにあって、、なんてありきたりの言葉でしか感じた気持ちを今は言葉に出来ません。
自分の息子が大きくなったら私も、この映画の言わんとすることが、もっと深く分かるのかなー?なんて考えながら見てました。
ただひとつ、劇中でとても印象に残ってて、真理をついてるからこそ切なさを感じたのはお母さんがアビーに息子のことを語ったこのセリフ。
“You get to see him out in the world, as a person. I never will.”
字幕では”あなたは外の世界の彼を見られる、うらやましいわ”って翻訳されてた。直訳したら、最後の一言は”私は一生見ることが出来ないけど”って意味合いになるけど、親と子の真理をついてて、なんか切なくなっちゃった。だけど同時に、親にしか見せない顔もたくさんあるよって私は思った。