飛びたい少女の、
恋に家族に友情に。
日常をもがく様を
テンポ良く
時にコミカルに描いた物語。
わたしに大きな娘はいないけれど、
ママの気持ちにグッときた。
今ならわかる、親の気持ち。
親の心子知らず。
子の心親知らず。
互いがすれ違う歳の頃。
同性だから余計にぶつかる、
っていうのもある。
背伸びしたくて
飛びたくて
だからレディバード。
飛びたい。飛びたい。
何ものかになりたい。
同じ歳の頃、彼女のように思っていた。
嘘つきだったし、必死だったし、
彼女のような髪の色だった。
想われてたし、
傷つけちゃってたよなぁ、と改めて思ったり。
感傷的になっちゃう作品。
心当たりある作品に弱い傾向。
クリスティンとママの関係は
ちょっとした あるあるだと思う。