ここ数年の韓国映画は、この手の刑事ドラマやスパイアクションなど「チームプレイもの」を作らせると抜群に上手いね。アクションのキレも笑いの塩梅も心得てるし、安心して観ていられる。
って調子に乗ってこんなのばっかり片っ端から観てたら、さすがに最近はストーリーがごっちゃになってきたけど。
刑事たちの程よい生活感や、戦友とも家族とも腐れ縁とも取れる連帯感。お互いのケガ自慢とその背景の白状物語の暴露合戦なんて、微笑ましいほどの絆を感じて羨ましくなる。
一方で、悪役があまりにクソ過ぎて不愉快だったもんだから、思わず冷静さを失って食い入るように一気に最後まで観てしまった。まんまと乗せられたわ。