コメディ風刺劇、シュールな笑い盛りだくさんでおもろい
世にも奇妙な物語的なオチ。ストーリーにこれといった起伏がないので、良くも悪くも楽に見れた。
この作品について最も言及すべき点は、歴史がどのように現代において表象されるべきなのか、っていう点だと思う。
ホロコースト・ナチスを扱った作品も、シンドラーのリスト、ソフィーの選択とかのユダヤ系青年がメインの作品が多かった時代から、ヒトラーを直でぶつけたエンタメ要素が色濃くなってきた昨今のモノまで、時代の潮流によって、歴史の描かれ方も変わってるのかなぁ、と。そら70年くらい経てば捉え方も変わるんだろうけど、どういう大衆感情に支えられてこういう作品が作られるんだろうな…(僕にはわかりません、俗に言う「多面的な」考察が必要ということでしょうか)