2018年2月4日
『帰ってきたヒトラー』 2015年制作
監督、デヴィット・ヴェント。
ティムール・ヴェルメシュが2012年に発表した風刺小説が
元とのことだ。
1945年に自殺したアドルフ・ヒトラー。
2014年にタイムスリップをし、ベルリンの空き地で目覚める。
空腹と疲労で倒れたところを、売店の主人に介抱される。
テレビ局勤務のザヴァツキが撮影した映像に、ヒトラー
そっくりの男が映り込んでいるのを局員が発見し、
スカウトされる。
テレビ局でパソコンの使い方を教わり、ネットを通して
情報を得て現代に適応していく。
そしてテレビ番組に出演をし、コメディアンと思われて
人気者になる。
国内の各地を訪問し、大衆の意見を聞きつつ問題点を探り、
また大衆を扇動し、自身の親衛隊を組織していく。
このポスターがとても良い♡
「笑うな危険」と中央下に黒字で位置しているそれは
丁度ヒトラーのちょび髭のようだ(^^♪
冒頭のマナー講師との会話の部分はとても愉快で、
だからこそコメディー映画かと思い観始めたのですが、
それだけではない映画の内容はいたって真面目です。
現代のドイツが抱えている数々の問題点を炙り出し、
昔に比べてちっとも良くなっていないじゃないか、
やはり俺様、ヒトラーの出番だ、大衆よ、ついて来い！
ってところでしょうか。
強いリーダーシップの方を欲しているのかな。
数時間前にアップしたレビューとほぼ同じなのですが、
前にアップしたレビューを間違って削除してしまいました。
いいね！ボタンを押して下さった方々、大変申し訳なく
思います。ごめんなさい。
再度アップします。
