原作小説を随分前から持ってたんだけど、つまらなくて途中で読むのやめてたから観るまでにマジで時間がかかった。
ヒトラーが流行っていく過程がわかりやすくて小説より全然面白い。というか小説がめちゃくちゃ描写下手。
コメディかと思ったら違う、と思ったらやっぱりコメディなんだけど結局違うっていう、良い意味でわかりづらい内容。
つい先日主演俳優が亡くなった「ヒトラー 最後の12日間」のめちゃくちゃ有名なシーンをTV局スタッフがやっちゃう悪ノリでコメディとしてもやるじゃん！って感じ。
ヒトラーが本物だって気付いてから、随分無茶な終わらせ方だなと思ったら芝居っていうのも小気味良い裏切り。見事に(ある意味)バッドエンドで終わらせて、最後リアルな移民問題映像を出すことで、この映画の伝えたいことがヒトラー側なのか否かがわからなくなる上手な作り。
個人的には、東京が移民問題始まりつつあるから国民主義者側を推すよ。窓開けて夜に大声で電話しやがってうるせえんだよ！日本に住むなら日本の文化に合わせろ、我々が国民だ！
