時は流れるものだと思っていた…
そんな台詞からこの物語は始まる。
突如、地球の12ヶ所に巨大な宇宙船が現れる。
"彼ら"はなぜやってきたのか。
その目的を探るため、政府から依頼された言語学者ルイーズはファーストコンタクトを試みる。
よくあるSF映画を想像して観に行くと、
肩透かしを食らうかもしれない。
宇宙船出現のニュースが取り沙汰されるものの、
その姿は映さない。
私たちは彼女と一緒に初めて宇宙船と対面する。
ばかうけにバカウケ(笑)
それは黒い卵のようでもあり、ぽっかりと浮かんでいる。
こんな宇宙船も初めて見たけど、
エイリアンも今まで見たことないような形状で斬新!!
彼らが表意文字?を描くのもまた斬新で、
白鶴まるー、みたいな(笑)
ちょっとしたハネとかハライとか?で意味が違って、
それを解析しちゃうて、なんかスゴいんだわ、、
またもや中国がキーになってるけど、
こんなことするのってアメリカなんじゃ…と思いつつ…(笑)
エイリアンが人類に警鐘を鳴らす!?
この映画は人と人、国と国との対話の大切さを説いている。
コミュニケーションの希薄化と言われるけど、
相手の殻を破るには、先ず自分の殻を破って、
面と向かって、話をすること。
文字だけではわからない本当の意味が見えてくる。
そして、国と国との真の協力なくしては、世界は滅びてしまう。
あれ、えっ、そーゆーことかーー!!!
彼女の娘の真実に、なんだかもー涙ボロボロ。。
そーいえば最初、台詞の中で、ん?てとこがあったんだよねぇ。
まんまと演出にやられました。
本当に未来は変えられないのだろうか。
現在に留まれるように、時の流れに身を任せず、
逆らって生きていけるように、
そんな願いが娘の名前に込められているようで、
彼女の決断に胸が苦しくなった。