暴力と破滅の運び手

メッセージの暴力と破滅の運び手のレビュー・感想・評価

メッセージ(2016年製作の映画)
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再見。
ブレラン2049でも見られた手や透明素材へのこだわりがこの作品ではより有機的にプロットと結びついていて、それはよいところだと思う。
でも、いかにも意味ですという構図がちょっとやかましいきらいがあったり。しないか。

事情が事情なので(?)レナーを観察していた。
レナーはやっぱり防護服にすっぽり入って顔だけが出ているみたいな状態でもくっきり印象を残してくるからいいなと思う。本人がお得意というかなんというかなちょっと軽薄で信用できない感じが、軍人ばっかり出てくるこの作品だといい塩梅かな。肉盾にもぴったりだし。あとゲロ吐いてるシーンなんてあったんだね……最初に見たときはレナーの名前も覚えてなかったしな。
このヒール役感がなんともレナーみ