ざわ

アントマン&ワスプのざわのネタバレレビュー・内容・結末

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

スケールの小さな世界の話。
MCUは世界を救うとか、全人類がどうのとか話がでかいけど、これは家族や友人の為に奮起する人・自分の為に闘う人・単純に悪巧みをする人(・無職にならないために頑張る人)の映画だった。比較的庶民派。

今作も、前作に引き続きコメディ色強めだけど、個人的には前作のが笑えたかな〜。

ラング、元妻、その再婚相手、娘がみんな引っくるめて仲良しなのがとても良い。うまく言語化できないね。

スコットとルイスが愛おしすぎてだめ。
おじさんたちの小難しい話が全然わかんない感可愛い。作中でもスコットが15歳かよ的な事言われてたけど、やっぱりはしゃぎっぷりが少年のよう。あと、自白剤のくだり好きです。そういや忘れてたけどルイスってこういう奴だったなって思い出させてくれる。

ゴーストちゃんのデザインがめちゃくちゃ好きです。グロくはない、むしろ清廉だけとけど不気味ではある感じ。
あの子幸せになって欲しいね。

作中で大団円を迎えて、これからゴーストちゃんも助けるぞ!って時にみんな塵になるの本当に救いがない。辛い。なまじ今までがコメディ色強めだったからいきなり(MCUの現状という)現実に引き戻されて落差がな…。
量子の世界に残されたスコットはどうするんだろうねぇ。自力では一番戻ってこれなさそうなキャラじゃん。

アントマンシリーズはみんな幸せになって欲しいしMCUから独立させよう…。関わると不幸な未来しか見えんぞ……(暴言)。
(自分的に、メタメタボロッボロになって辛酸舐めまくって傷つきまくってそこから這い上がって来て欲しいタイプの推し方と、辛い事なく人並みの幸せを謳歌して欲しいタイプの推し方があるんですが、アントマンシリーズの子たちは後者なんです。)
ざわ

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