試写会にて。
原作未読です。
すべてにおいて若さが溢れていた。
キャストやキャラクター、言動、
そしてなにより監督に若さを感じた。
若いからこそ、感性を注ぎ込める。
一つ一つのシーンにとてもこだわりを感じた。
でも、こだわりすぎていて、私は少しわからなくなった。
少し目が回りました。
良くも悪くも若さが出ていたという感じ。
スクリーンを感じさせない、まるで自分が感じているような、リアルな描写はとても魅力的でした。
ただ残念なのが、劇中歌。
元々私は劇中に歌が流れるのがあまり好きではないため、なおさらでしたが、
えーなんでここでこれが流れるのー
と、むずむずしてしまった。
静かなシーンでよかったのにな。
キャストはもう、文句なしです。
菅田くんの美しさはもちろんのこと、
小松菜奈が思っていた以上によかった。
言動やちょっとしたしぐさなど、役の歳にちゃんと合っていた。
喉を壊すんじゃないかというほどの声を出す小松菜奈はかなり魅力的。
でもこの作品でダントツ輝いていたのは、重岡くんではないでしょうか。
大友の優しさ、温かさ、不器用さ、切なさ、苦しさ
すべてを絶妙に表現していて、思わず涙が出た。
残念ながら試写会では重岡くんがしゃべる度に会場は爆笑でしたが(ファンの方が多かったのでしょう)。
彼、いいです。
とんでもない魅力を持っています。
上白石萌音ちゃんももう...すごい。
舞妓はレディの時から大ファンですが、
今回の作品を観て、いろんな表情持ってるなあ...とさらにファンになりました。
中学生から高校生への変化がすごかった。
リアル。上手いです。
試写会ではまわりとの温度差とうるささがあったので、
公開後にまた観に行く予定です。
皆様もぜひ若い子(私も若いですが)が少ない時間に観に行かれることをおすすめします。
でも、重岡くんは本当に素敵!!笑