観終わってからしばらく感想が書けなかった。
すごかった。
ただ、1つ言いたいのは、私的にはR18。
映倫の人寝てたんかな。
伊東蒼たん目当てでずっと楽しみにしていて、
でも勇気がなくて映画館では観れず...
やっと観ました。
いやーーーーー、残るなぁ。
観終わった後もしばらく残った。
ポン・ジュノの助監督をやっていたの、わかりみしかない。
ひぃぃ.....
全然上手く言葉に出来ないんだけど、
構成がおもしろすぎたのと、終盤ゾワァァッと来る感じがもう天才的だった。
卓球のシーンがすごい みたいなコメントだけ目にしていたけど、
正直ずっとすごかったので、もはやそのシーンに関しては「はい完成」みたいな、ラッピングの最後にリボンかけてくれたくらいの存在でした、私的には。
(褒め言葉です)
もう佐藤二朗はコミカルな役封印してもいいんじゃないかってくらい(それは寂しいけど)、役者としてのすごさが出過ぎていて、日本映画界はこんなすごいものをフル活用出来ていなかったんかと思った。
あの役に佐藤二朗を起用してここまでものすごいものを作り上げたのは、韓国の現場を経験した監督の強みをものすごく感じた。
それから、森田望智さん。
これ、誰かわからないまま観終わった人もいるのでは...すごすぎる。
役によって本当に印象や話し方まで変わる人だけど、変わりっぷりが本当に恐ろしすぎてちょっと引いた。いい意味で。すごくいい意味。
そして我が推し、伊東蒼たん
いろんな表情を持っていて、もっともっと見たくなった。
コテコテの関西弁、良かったなぁ。
めちゃめちゃ考えさせられまくりの内容。
本当に死にたいと思ってる人はあなたが初めてです(ニュアンス)みたいなセリフと
クーラーボックスから出てきたビールが
ものすっっっっっごく、胸にきた。
あれ、やばかった。
虚しさ。
どの界隈にも存在する''人助け''に変換する思考・行動の恐ろしさ。
その裏には自分の欲を満たそうとする心理があったり、世の中と自分を比較して自分を正当化していたり。
1人ひとりが動ける時代だからこそ、
闇がそこらじゅうに落ちている。
余談
同級生の男の子が「うわぁ悪い女やわぁ~」みたいなこと言うとこ、言い方がめちゃめちゃリアルで結構笑った。
あの子絶妙だったな。