二式

葛城事件の二式のレビュー・感想・評価

葛城事件(2016年製作の映画)
4.3
昔「家族といっても他人なんなんだからお互いに自分ことを伝えて、理解しようとしないといけない」と母親に言われたがそれを思い出した。
家族という幻想に囚われ、相手を理解しようとせず、気づいたら取り返しがつかないところまでいっていた。父親はもちろん母親も長男も次男も誰もがダメ。この家族は次男の通り魔という極端な方向で崩壊したが、家族の崩壊自体は珍しいことではない。家族であることは難しい。
「俺が何をした」彼は何もしてない。だからこうなった。
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