TSUTAYAでパッケージを見て、大賀目当てでレンタル。
出ないことがわかってる電話に電話しちゃうシーンとか、ご飯食べて泣いちゃうシーンとか、ふとした瞬間に溢れ出す感情、その感情の機微が、切なく、ナイーブで、繊細に描かれていて、分かるなっていうか、うんうん、って感じで、途中まですごく良かったんですが…
なんかパラグライダーのシーン辺りから、よく分からなくなってきて、そのままラスト…
あの絵で、朝日を背にして飛んでいる親友の代わりに、親友の分まで楽しむこと、出来なかったことを、ってことなんだろうなとは思うけど…
なんか唐突…
空気感とか雰囲気はすごく好きだし、言いたいこともわかるし、それぞれのシーンも良かったし、なにより大賀が良かったから、だから、最後が残念でした。わたしは…
なんで死んだかなんて、誰にもわからない。
多分、本人だって分かってないはずだ。
22歳は、青春とは、輝きの中に憂鬱を内包している、そんな危うさがあるから、美しい。
走れ、絶望に追いつかれない速さで、ってタイトル、クサイし、ダサダサけど、かっこいいな、って思いました。それがどんな理由でも…