29点。アクション撮影としての技法の可能性は認めるが、それだけで長編映画にはならん。短編映画で十分（元ネタの短編MVは良かった）。
たとえば、新しい登場人物が出てくる時の登場感が皆無（物語的なケレンが無い）とか、人物の心情描写もしにくい、などなど、改めて映画はカット割りとカメラワークと編集＝画の表現で伝える部分が大きい事を再確認。
アクションシーンだけこの技法で長回し、とかそういう使い方ならアリかも。だいたい一個の技法だけで長編を作ろうというのが、企画寄り過ぎる。映画の為になってない。その企画だからという言い訳でビデオ的な低画質とか、見にくいとかっていうのも、なんだかなぁ。
あと、めちゃくちゃ酔う。正直吐きそうになったときは半分薄目で観てた。
