真世紀

水戸黄門 天下の副将軍の真世紀のレビュー・感想・評価

水戸黄門 天下の副将軍(1959年製作の映画)
4.0
月形龍之介が黄門を演じるシリーズ12作目。

息子の高松藩主頼常乱心の噂を耳にし、高松へ向かう一行。

助さんに東千代之介、格さん里見浩太郎。江戸から高松まで出没の謎の板前に大川橋蔵、奥女中の美空ひばり(当然歌う場面あり)。

ヒロインに助さんが宿場での遊興の金が払えず苦しまぎれの夫婦約束(オイ)についてきた純朴な女中おはるの丘さとみと東映時代劇の豪華キャストが顔を揃える。

今作ではいつも通りに水戸屋の隠居を装う一行ばかりか、周囲の登場人物も板前や大阪の贅六者実は・・と正体を隠している人物ばかりと「装う」人物が多いことが面白さを生み出す。
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