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ランナウェイズのan0nym0usのネタバレレビュー・内容・結末

ランナウェイズ(2010年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

70年代後半ー

音楽は今ほど手軽な娯楽では無かった。

街のダイナーの片隅にはジュークボックス。
流行りの曲が流れるのはラジオ。
だからこそ、バンドが最も熱量を生み出す…
『ライブ』が必然とされた時代。

The Wild One…スージーQに憧れた少女。

女はアコギでカントリーを歌うのが当たり前。
そんな通例が罷り通っていた中に…
ジョーンたちは現れた。

彼女たちのバンドの活動期間はたった4年。

本国より日本で爆発的人気を博したのは、その当時が日本の第一次バンドブームであったこと…もう少し掘り下げれば、1972年に男女雇用機会均等法が施行されたことも背景にあって、女性たちがアグレッシブさを解放できた時代であったからでもあるんでしょうね。

フォークソングやアイドルグループが席巻していた中に、パンキッシュなガールズバンドが現れれば…当時の女性たちはさぞや熱狂した事でしょう。いつの時代も、レジスタンスは存在するものですからね(爆)

10代後半で商業音楽の世界に飛び込んで…
多分に漏れず『消耗品』になって解散。

美化や脚色はあるんだろうけど…シェリー・カーリーの回顧録的な自伝『ネオン・エンジェル』を原作に、ジョーン自身も制作に携わった作品。

だから、どうしても2人にスポットが絞られてる印象になるよねぇ(苦笑)

でも、彼女たちの存在が草分けとなって、ガールズバンドがメジャーシーンへ姿を表すようになった。未だにガールズバンドはコンセプト的な扱いから脱却できずにいるけど…

彼女たちが偉大なる功労者であるのは事実だよね。

くっそアツいライブ…行きたいなー(*´ω`*)

ここで一句!(何故w)

死ぬのなら
コロナじゃなくて
ウォールオブデス!(字余りw)

サークルモッシュでコケても死ぬかもだけど(爆)
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