余韻が残るいい作品で、ラストは泣けました。
映画のほとんどが45年連れ添った、熟年夫婦2人のシーンがメインに展開される静かな映画。
旦那のもとに届いた1通の手紙から、さざなみから波紋が広がっていきます。
各国で賞を多く受賞しているように、シャーロットランプリングの、顔の表情が素晴らしく、ぜひ字幕を追わないで2人の表情に注目をしてみてください。
家内と一緒に観賞したのですが、
終わったあとに、男性の立場、女性の立場で語り合いながら、自分たちだったら、この場合はどうする?
など、お互いの許せな点や注意しなければいけない点なども再確認が出来ました。
終わったあとに、語り合える映画っていいですね。
若い方には、かなり奥深い映画なので、この奥深さが分からないかも知れませんが、何年かあとに見れば、感じ方やとらえ方も違ってくると思います。