はあ〜〜癒された！観に行って良かった！
内容は確かに非常に現実離れしているほど優しさに溢れているけど、そんな現実があったっていいじゃないか、と思えるくらいには悪意も描かれていたと思います。
そして色使い。ビビットで遊び心のある色あわせ。一見派手に見える組み合わせも、観ていてどこかホッとするのは、子供の頃親しんだ絵本とかおもちゃとかを思い出すからかもしれません。
アニメではなく、そして純粋な実写映画でもないその利点を思い切り活かされていたのが、パディントンが空想の中で飛び出す絵本に入り込むシーンだと思います。これを観て、小さい時外国製の飛び出す絵本を眺めて、実際にその国に行った気になれた感動を思い出しました。
総じて、子供心をくすぐる映画でした。そして、子供心を成長しても忘れたくない、純粋な感動をしたいという感情が揺り動かされました。だって、メリーとか、悪役だけどブキャナンとか、ただ自分のワクワクするものを追い求める大人の笑顔って、本当魅力的ですから。
