【大根仁特集3作品目】
「何ですか？ビビってるんですか？」
・福山雅治がとにかく格好良い。彼は何をやっても許されるってことがよく分かった。下ネタ言いまくりだし、パワハラしまくりだし、セクハラしまくりだし、だらしないし、不潔だし、浮気しまくり、なのに格好良い。ヤバい。
・二階堂ふみが記憶以上に頑張ってた。リリー・フランキーの演技力ヤバい。遠藤賢一と吉田羊はマジでハマり役。
・パパラッチを主役にした、もしかしたら最初で最後のヒット邦画。ぶっちゃけ汚いし、下品だけど、全て福山雅治で解決してた。だから結果滅茶苦茶面白かった。どんな仕事も本気でやったら滅茶大変。なかなか知れない仕事の様子が見れて楽しかった。
・二階堂ふみの成長、福山雅治との信頼関係の醸成は見ていて気持ち良かった。滅茶苦茶な職場だし、ファンタジーみたいな展開だけど、新人社会人の成長っぷりに共感しちゃった。
⭐︎1番印象に残ってるシーンは、首相候補の熱愛をパパラッチした場面。マジであんな手法とるのかな？多分取らないよな。想像力が掻き立てられて面白かった。あんなの撮れたら世紀の大スクープになっちゃうよね。
・いきなり福山雅治のセックスシーンから始まる。もしかしたら見る人を選ぶ映画かもしんない。
・鞄の中のカメラからスクープ撮るのすごい！本当にあんな事やるのか気になった。
・スクープの邪魔した二階堂ふみは本当に邪魔だったけど、新人をいきなりあんなところに放り込む吉田羊が圧倒的に悪い。
・二階堂ふみの初仕事は滅茶苦茶ハラハラした。あんなのいきなりやされてかわいそう。でも凄い仕事。何が凄いのかよく分からないけど。
・花火打ち上げて不倫現場撮ったのは爆笑だったし、SPを花火で撃退するのはふざけ過ぎだし、吊り橋効果って言って無理やりキスするのはヤバすぎる。
・とか何とか言っても、皆んな社会性のある写真撮りたいんだな。そりゃそうか。スキャンダル撮っても褒められはしないもんな。
・あんだけ嫌な奴だと思ってた遠藤賢一が福山雅治達の撮影に協力したのはビックリした。結局良い奴。遠藤賢一、珍しく良い役もらったね。
・福山雅治と二階堂ふみのベッドシーン結構生々しかった。福山雅治だから見てられたかも。
・個人的には殺人犯の顔を激写したところで映画は終わりで良かった気がするな。流石にチャラ源に福山雅治が撃たれて、それを二階堂ふみが激写する終わり方はやり過ぎ。
・でも、二階堂ふみが本当に人の心を捨ててプロになったってことなんだろうな。彼女の成長の映画だったと思う。
