フィンランド映画祭2015。はしゃぎまくり仲良し二人に一寸微妙な娘も加わって旅先共同生活。何時ものボーイ・ハントから女人生の焦燥感混じるほろ苦いドラマへと展開。フィンランド最南端の町ハンコの柔らか解放感…温かい。

モイ
-モイ

ユーロスペース「フィンランド映画祭 アンコール」にて鑑賞。🚬煙草ホントによく吸うし美味しそう。こっちまで吸いたくなる。止めて何年も経つのに。

フィンランドのビーチ・リゾート、ハンコを舞台に、最高の夏を求めて、25歳の女の子2人がアルバイトしにやって来る。地元の子と3人で別荘暮らしで過ごすひと夏の話。
友情、出会い、不倫、姉妹愛、特別な事は起こらないけど、ときめきや迷い、苛立ちや嫉妬などを丁寧に描く。音楽も良かった。
忘れてた感情が蘇ってきて、何だか嬉しくなる。

フィンランドの青春は、日本とそんなに変わらないけど、仮装パーティは全然違った。ロシア人形かぁ。

• #フィンランド映画祭
• #ミニシア

「タバコは27歳でやめればいっか」

この映画を観るために初めてユーロスペースに行きました、ピンクのホテルの立ち並ぶ、香ばしい界隈にそれはありました

フィンランドのリゾート地でバカンスを過ごす不器用でおばかで一生懸命な女の子たちの他愛もない青春（とはいえ25,6歳のお姉さんたちというのが、よいです）
真夏の海辺でみる白夜の真夜中の空、あの夕焼けと朝焼けの入り混じったような暖かい光に染まる空がスクリーンいっぱいに映し出されている時、心がふるふる震えました

安っぽいパーティー、ダメ男たちとの一夏の恋、上品さのかけらもない会話、親友との喧嘩と仲直り、将来何になるべきか、何を勉強するべきか…そんなごく平凡なテーマたちを「青春の陳腐さ」と平たくまとめたくなってしまうのは、大人ぶった自分の不自由さかも、と帰り道の電車でため息をつく