無名な、失礼、知られざる偉人とはこんなような人のことを言うのだろう。
こんな内容だと思っていなかったので、ちょっとびっくりした。
ずっと罪の意識?自責の念みたいなものを感じて生きてきた主人公が、罪滅ぼしのように、財産を投げ打って、生涯をかけてしてきたこととは…
それは桜に秘められた深い哀しみの実話。
今も桜真っ盛りです。私たちが何気なく目でているその桜に、こんな物語があったとは…。なぜそんなんこだわって、寒さにも暑さにも強く、病気にも強い陽光桜という桜を品種改良していたのか…
それは作品を観て、一人一人が感じてほしい。
作品としてどーこーというより、こう言う知られざる偉人がいたことを知ることが出来て良かったと思う作品。
これってまぎれもない反戦映画です。悲惨なシーンを映し出すより(それもそれでありだけど)、こういう角度、切り口から反戦を訴える方が、なんかぐさっとくるな。