これもfilmarksで初めて知った映画。
フィリピンを舞台に写真家でもある日本人が監督をした映画だそうです。
盲目のギター弾きピーターと孤児の少女ブランカの交流。
調べたらピーターは、実在した人で本人だったんですね。
原題は『ブランカ』だけのようです。
フィリピンの路上から見る風景はオレンジがかっていて、独特な雰囲気を出しています。
3万ペソで母親を買います、というチラシを貼って歩くブランカ。
誰でもいいからお母さんが欲しいなんて、切ない。。
家族を目で追う姿から、母親への憧れが伝わってきます。
ブランカもいいけど、男の子のセバスチャンも凄くいい!
「どうして貧乏と金持ちがいるの?」というセリフに私自身も答えられないな…とキュンとしてしまいました。
ブランカは自分の居場所を見つけることができるのか?
見終わった後、温かいけどちょっぴり切ない余韻が残りました。